人 生 後 半 を 楽 し み た い

『金閣寺』

金閣寺 (新潮文庫)

金閣寺 (新潮文庫)

  • 作者:三島 由紀夫
  • 新潮社

Amazon

1950年の金閣寺放火事件が題材の話

長年、気になっていた本をやっと読んだ

難しくてよくわからなかった

美しい文体の作者の作品だけれど

華美過ぎて

それが長過ぎて

これが耽美主義というらしいけど

出だしは自分の読む力の無さを感じた

後半からは文体に慣れてきて

ナントカ読みすすめられた

放火をするまでの

主人公の心を描いているけれど

ひねくれた暗い心がわからない

どうして金閣寺に火をつけたのか

最後でわかったような

でもはっきりとはわからないまま

主人公には実際に見える金閣寺よりも

心の中の金閣寺が「美」で

金閣寺に偏りすぎてしまって

それが何事にも邪魔をしてしまうのかな?

読んでいて

暗い曇り空の

京都の町を

歩きまわっている

そんな気持ちになる

難しかった

  • URLをコピーしました!
目次
閉じる