飛行機が好きな人、特に戦闘機が好きな人には楽しい博物館
アメリカ人に勧められて行ってきた
アメリカ空軍国立博物館
オハイオ州デイトンの東にあるアメリカ空軍国立博物館。
デイトンは航空機発祥の地。
近くにはライト兄弟が飛行活動した世界最初の飛行場があり、ライト兄弟の家や兄弟が操業の自転車店が残っている。
広大な敷地にあるミュージアムの中には400以上の航空機やミサイルが展示されている。
入場料も駐車場も無料。
EARLY YEARS GALLERY
初めはライト兄弟の飛行機挑戦から始まる。
第一次世界大戦の頃 ⇩ 左側はドイツフランス国境の地図
この後は第二次世界大戦ギャラリー
World War II
ナチスの強制収容所の門に書かれたスローガン「働けば自由になれる」⇩
この先はホロコーストの展示がされている。
日本の零戦 ⇩
左はアメリカのダグラス B-18ボロ ⇩ その翼の下の零戦がとても小さく見える。
⇩ 日本はこんなに遠くまで占領していたんだ、、、
当時の資料 ⇩ 他にjap(日本人への蔑称)と書かれた新聞があった
ドイツも辛い ⇩
紫電改 ⇩ 戦争後期の日本が劣勢の頃の戦闘機
この紫電改もアメリカの大きな戦闘機の隣に置いてあって、小さく見える。
日本が小さく見えるようにこうして置いてあるのか、、、
桜花 ⇩ これは練習機で、実戦機はスミソニアン博物館にあるらしい。
小さな人間操縦爆弾の桜花はアメリカ軍からは「BAKA」とコードネームをつけられた。
馬鹿から来ている。
特攻隊に息子を送り出す親の気持ちや日本の多くの若者が命を落としたことを思うとたまらない。
涙が出てくる。
第一目標の小倉から急遽長崎に向かい原爆投下したB29ボックスカー ⇩
ソルトレークから長崎までナゼカ列車のフザケタ絵が描かれている。
ファットマン(長崎に落とされた原爆模型)
黄色いファットマンの左⇩ B29の翼の下は広島に落とされたリトルボーイ
昭和20年3月10日の東京大空襲に300機も来て、爆弾を落としまくっていたB29はこういう機体⇧
第二次世界大戦を終わらせたボックスカーって書いてある ⇩
昔、修学旅行で見た原爆資料館や社会科見学で平和や戦争の博物館、資料館に行った時とは全然違う気持ちだ。
年を取ったからなのか?アメリカにいるからなのか?
日本人として気持ちが入ってしまい悲しくなる。
ここの博物館は何も考えず、淡々と見るだけにしないといけない。
アメリカとは国力も物量も全然違う。
ナンデ日本は大国アメリカと戦争したんだろう?
続く戦争
朝鮮戦争、東南アジア戦争、冷戦と続いて行く、、、そこにもすごい戦闘機が並んでいた。
(写真が続きます)
最後は宇宙へ
今年75年 ⇩
空軍50年記念の時のキルト⇩ 世界中にたくさんある空軍
大統領専用機 ⇩
2011年お役御免のスペースシャトル
宇宙食 ⇩
UFOみたいだ ⇩
アポロ15 月から帰ってきたアポロ ⇩
アメリカは再び月に行くのかな?そのあとは火星に行くのかな?
想像つかないけれど、アルテミス計画が気になる。
アメリカ空軍の歴史、戦争の歴史がいっぱいで見るのがシンドイ辛いミュージアムだった。