人 生 後 半 を 楽 し み た い

初めて乗ったICEの中で残念に思った事

(2022年6月の話)

ICEはインターシティエクスプレスの略でドイツ鉄道の高速列車。

アメリカビザの面接の為、デュセルドルフからフランクフルトまで往復の予約をして初めて乗った。

DBドイツ鉄道は遅れると聞いていたけれど、今回乗ったICEは行きも帰りも遅れた。

デュセルドルフ中央駅に行く最寄り駅からの電車も遅れたら困るので1本早いのに乗るつもりで出た。

やっぱり遅れていた。無人駅だけれど30分遅れるとアナウンスが流れたので、

時間はかかるけれどバスに乗って別ルートのUバーンにしてデュッセルドルフ中央駅にギリギリ到着。

でもICEも遅れていて、すべてが遅れて結局は上手くいった。

ICEは日本の新幹線のような快適さだった。

行きはこんな1等席 ⇩ 1-2列のゆったり席で、静かだった。

リッタースポーツのチョコレート貰った ⇩

帰りも1-2列の1等席 ⇩ だけれど、こちらは

1等車両の入り口から右と左に分かれて、8席の少ない方だった。

パソコンで仕事をしていたドイツ人ビジネスマンの他に、ドイツ人おばさんが入って来た。

そこに小さな男の子を連れたドイツ人ママが座った途端、

おばさんが話しかけて、知らない者同士の会話が始まった。

二人とも予約はしていないようで、多分空いているから自由席として座っている。

席やチケットの話をしているようだけれど、ずっとお喋りは止まらない。

「Psst! (しーっ!)」というサイレンスゾーンなのに、、、

そのうち検札に来たドイツ鉄道のスタッフにも話しかけて、顔はこちらに向いてずっと大きな声で話している。

しばらくしてスタッフは去って行って、やっと静かになるかと思ったのに、

またおばさんがママに話しかけてお喋りは止まらない。

「Psst! (しーっ!)」というサイレンスゾーンなのに、、、

おばさんはケルンで降りた。

静かになると思ったら、ママが携帯電話で話を始めた。

スピーカーで相手の声も聞こえる。

もう勘弁してーという感じ。

小さな男の子の方がお利口にしていてちゃんと守っているよ。

長い1時間半だった。

短いドイツ生活の中で感じたドイツ人は決まりを守るきちんとした人々と思っていたけれど、そうではないこともあるんだ。

私があまりに外に出なかったので、ドイツ世間知らずだったのか?

「Psst! (しーっ!)」というサイレンスゾーンは決まりでは無くマナーだから静かにしなくてもいいのか、、、

罰則がある決まりは守るけれど、罰則が無いマナーはいいのか、、、

ドイツにもいろんな人がいるということだけれど、ドイツ生活の最後に衝撃的な出来事だった。

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