アメリカ生活はドイツ生活と比べものにならない位、ほとんど毎日家の中に引きこもって過ごしている。
来て2カ月過ぎた頃、タクシーに乗った、、、ひとりで。
(タクシーとは違うライドシェアって言うみたいだけど、タクシーと同じに思える)
バスは危ないらしい
平日1人での行動範囲は週に0~1回近所に買い物行く800m以内だけれど、用事があって10km遠くまで1人で外出することになった。
アメリカならほとんどの人が車だけれど我が家には私専用の二台めの車は無い。自転車もない。自転車に乗っている人はほとんどいない。とにかく車。
バス路線図を見ていたら目的地まで1本で行ける事がわかったけれど、かなり危ないらしい。
ましてはアジア人のおばさんが1人では。
バルセロナでもデュッセルドルフでもバスや電車の回数券を買って乗って、乗り継ぎもしていた。
20年前のバルセロナはタクシー料金がとても安かったので、お財布を気にせずに1人でも平気でタクシーに乗っていたので、今回ヨーロッパとアメリカの違いを感じた。アメリカで1人は用心しないと。
タクシーアプリ
都会に行けばタクシーが走っていると思うけど、ここ田舎ではタクシーらしきものを見たことがない。
Uberとlyftという2つのアプリを入れてみた。
Uberはクレジットカード登録が何回やってもドイツになって出来なかったので、Uberに乗ったら現金払いのつもりでいた。
今回行くところまではどちらも同じような金額だったので、クレジットカード登録してあるlyftに乗ってみることにした。
今年の春にローマでフリーナウというタクシーアプリを使って乗ったタクシーが楽ちん、安全だったので、心配はしていなかったけれど1人は怖い。
自分でアプリを初めから最後まで操作するのは初めてでしかも英語。ドイツ語よりは読めるからナントカなりそうだ。
目的地までの経路と料金が表示されているのでぼったくられる事は無い。
自宅がわからないように外に出てちょっと離れたところから待ち時間の少ない順(料金が高い順)に表示されている3台のタクシーのうち、10分待つ真ん中のを選んで外で待ってみる。
選んだタクシーの車種とナンバーと車の写真と運転手の写真が送られてきた。
なんと笑顔の女性ドライバーだったので安心。
そして迎えに来る車の現在地やあと何分で到着というのが表示され、到着3分前にお知らせすると案内された。
便利。英語出来なくても便利。
タクシーに乗って無事到着
写真と同じ車がゆっくり近づいてきたので、挨拶してアプリを見せたら親指でグッーとしたので乗ったら名前を聞かれた。(もしかして乗る前に名乗るのか?)
特に何も言わずに走り出したので喋らなくてもいいんだと思うけど、「夏にアメリカに来たばかりで今日初めて乗った」と言ったら、また親指でグッーとしていた。通じていたかは不明。
目的地は知られたくないので、行き先はその付近の図書館にしておいた。
図書館の前の道路で「ここで降ろしてください」と言ったけれど、親切な女性ドライバーは「入口まで行くよ」と言って、降りたかった所から奥に入って更に広い駐車場がある図書館の正面玄関の前まで行ってしまった。
支払いは登録してあるクレジットカード引落しなので、挨拶してタクシーから降りるだけ。
チップ込みの金額だったのかな?と思っていたら、しばらくして5つ並んだ☆と「no tip、15%、20%、25%」とアプリからお知らせが来たので、★5つつけてチップは15%にした。初タクシーは安心安全だった。
アメリカ転勤が決まった時に一瞬運転も考えたけど、1人で行きたいところもない、言葉は出来ない、もう2年運転していないのであまりするつもりは無かったし、来て2か月経って特に不便も感じていないのと、何より運転しない安心、トラブルに遭遇しない安心がある。
ヨーロッパと違い、アメリカでは駐在員の家族が車を運転しないのはダメな感じなのかな?と思っていたけど、タクシーアプリがあるから大丈夫だ。今のこの便利な時代で良かった。本当に良かった。