’22 夏~
合理的なアメリカのアパート
結婚してから11回の引っ越しの中で、今住んでいるアメリカのアパートが一番使いやすい
合理的な間取りと便利な機能に毎日のように感心する
それに掃除をしていなくてもキレイにみえる部屋の絨毯や壁の塗装、シャワーのタイル、キッチンやウォッシュルームの床

老眼でよく見えていないだけもしれないけれど
ここは田舎なので静かで落ち着いている
この辺りの家を見ると、アメリカの家って外観も内装もオシャレでリッチ、庭はとても広くてキレイで余裕がある
憧れはしないけれど、感心する
しかし、外観も内装も見ためは良いけれど、ナンカ薄い、薄っぺらい
見せかけは素晴らしいアメリカ
前に書いたアパートの記事 ⇩


22年夏に大型アパート4階建ての3階に入居した
引っ越し荷物を運んでいると床が揺れている
床が柔らかい
ドアも軽く柔らかい
頑丈なドイツのアパートから来たので、余計にフニャフニャに感じる
ピンポイントでわかる上階の人のズシズシ歩く音、モノをドンと置く音、ぶつかる音、それに地震の始まりかと思うような揺れを感じる
いつか底が抜けるんじゃないかと心配だった

キッチンの棚の中の食器がカタカタ音を立てている
どんな人が住んでいるか知らないけれど、雑なアメリカ人の生活ぶりがわかるほどの床や壁の薄さ

日本で団地、マンション、メゾネット、一軒家に住んだけど
こんなに上階の音は響かない
上階の住人の仕事は多分遅番のようで、夜11時からがうるさい 2時くらいまでうるさい
でもアパート管理室に連絡することなく丸3年が過ぎた

アメリカでは夜10時から朝7時までQuiet Hours 静粛時間 がある

ここのアパートは夜11時から朝8時までは静かに。となっている
今年7月に上階で内装工事をしているような物音がして引っ越したようで、(全て推測)これで静かになるとひと安心していた
その後、新しく入居した様子が感じられ、前の人より歩き方が静かなので多分細身の人だと思う(これも推測)
ところがその後、雑巾がけをしているような物凄いバタバタ音が響いた

お寺の長い廊下を足をあげて
バタバタと雑巾がけしているような音
絨毯敷きなので雑巾がけはしないだろうから、大型犬が走り回って飛び跳ねている感じだ
昼間ならOK
全然気にしない
ところが今度の人は早番のようで、未明2~3時に起き出す
起きるのがわかる
そして、その後トントントンとナニカを叩く音が響く丑三つ時
叩く音にさらに雑巾がけのバタバタ音でさすがに参った
田舎は昼も夜もとても静かなので、余計に響く
初めてアパート管理オフィスに連絡した
その後数日はそれほどうるさくなかった
夜中にわかる足音も早番の仕事(多分)なら仕方ないと思っていた
多分上階の人は一番上だから、どれだけ生活音が響いているのかわからないんだと思う
その後、またうるさくなってきた
前の人のズシズシ響く足音よりはマシだけれど、午前2時~3時半時にトントントンや犬の雑巾がけはヤメテほしい
いくら早番でも起きて身支度だけでは済まないのかな

一度目が覚めると眠れなくなる
再度管理オフィスに連絡をした
「直接伝え住人は謝った、静かにしなければならない時間帯についてアパートからアドバイスした」
って初めて返事が来たから、1回めはちゃんと伝えて無かったのかも
とりあえず安眠妨害が無くなるはず
アメリカ生活4年めでやっとマシになるはず
それでも未明に人間が起き出す音、動いている音、いろいろな音が2時~3時半くらいまで聞こえる
上階の人の仕事は、空港職員か病院勤務かニュースキャスターか?

これらは全て推測

ちなみに土日は休みのようで
朝は5時前から起きている
あれからずいぶん経って、、、
真夜中に多少の音がするけれど、ずいぶんマシになって気がつかない日もあるくらいになった
アメリカに来て4年目、やっと静かな夜になった